茨城の冬の代名詞でもあるあんこう。捨てるところがないと言われるその身や内臓などをふんだんに使ったあんこう鍋はその見た目とは裏腹に絶品です。
今回はそんなあんこう料理を安く食べられるコスパ最強の宿を5つ紹介いたします!
茨城の冬の代名詞「あんこう鍋」とは?その魅力と2つの味付け
引用:https://www.ibarakiguide.jp/gourmet/ibaraki_restaurant/anko.html
茨城県の冬の味覚といえば、なんといっても「あんこう」です。江戸時代には「東のアンコウ、西のフグ」と並び称され、高級食材として重宝されてきました。
特に北茨城市の平潟港や大洗港は、質の高いあんこうが水揚げされる本場として知られています。
あんこう鍋には、大きく分けて2つのスタイルがあります。
- あんこう鍋(味噌・醤油仕立て)一般的に広く親しまれているスタイルです。あんこうの身、皮、エラ、ヒレ、卵巣、胃、肝の「七つ道具」を、野菜と一緒に味噌や醤油ベースの出汁で煮込みます。コラーゲンたっぷりで、上品な味わいが特徴です。
- どぶ汁(伝統の漁師料理)水を一切使わず、あんこうの身と野菜から出る水分、そして「肝」を鍋の底で煎りつけて作る非常に濃厚な鍋です。漁師が船の上で暖をとるために食べたのが始まりで、あんこうの旨味が凝縮された究極の郷土料理です。
今回ご紹介する宿は、この本場の味を「民宿ならではの卸値価格」で提供している、コスパ抜群の宿ばかりです。
茨城であんこうが食べられるコスパ抜群の宿5選!
1. 漁港民宿 松ヶ岬|北茨城・平潟港で「どぶ汁風」濃厚あんこう鍋を堪能
松ヶ岬のあんこう料理
【料理】あんこうの肝が溶け出す至福のスープ
こちらの自慢は、平潟港で水揚げされたばかりの新鮮なあんこうを惜しみなく使った「あんこう鍋」です。
特に、あんこうの肝を鍋の底で丁寧に煎り、味噌を加えて仕上げる伝統的な手法は、まさに「どぶ汁」を彷彿とさせる濃厚さ。
プルプルのコラーゲン質と、肝のコクが溶け出したスープは、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさです。
【施設】港の風情を感じるアットホームな宿
平潟漁港のすぐ目の前に建つ、こぢんまりとした民宿です。
飾り気はありませんが、掃除が行き届いた清潔感のある和室で、親戚の家に遊びに来たような安心感があります。
窓からは港の景色が楽しめます。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 〒319-1702 茨城県北茨城市大津町237 |
| アクセス | JR常磐線「大津港駅」から車で約5分 常磐自動車道「北茨城IC」または「いわき勿来IC」より約15分 |
| 主要魚種 | アンコウ(冬季)、岩牡蠣、カツオ、ヒラメ、アジなど |
| 参考価格 | 1泊2食付 10,000円前後〜(プラン・時期により変動) |
| 公式サイト | https://gyokouminshuku.wixsite.com/matugasaki |
| 予約方法 | 電話:0293-46-4909 |
| 設備 | 客室(和室)、トイレ、宴会場、駐車場完備 |
2. かね久|温泉あり!北茨城で安くて旨いあんこう料理を食べるならここ
かね久のあんこう料理
【料理】長年料理人を務めるご主人だからできる贅沢な目利き
長年料理人を務めるご主人が厳選した、最高級のあんこうが味わえる宿です。目利きが鋭いからこそ、身の締まりや肝の質が他とは一線を画します。
溢れんばかりの身と、冬の寒さで脂が乗った「共酢(ともず)」も絶品。素材の味を最大限に引き出すために計算された、独自の味噌仕立てのスープがあんこうの旨味を引き立てます。
お腹いっぱい食べてほしいという、おもてなしの心が詰まったボリュームたっぷりの料理です。
【施設】落ち着いた雰囲気の中に天然温泉のある贅沢
平潟港の路地裏に位置し、天然温泉も有する宿です。平潟港の潮風を浴びた後に天然温泉に入りリフレッシュした後にあんこう鍋に舌鼓をうつ。
気さくなスタッフとの会話も楽しく、港町の活気を感じながら宿泊できます。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 〒319-1701 茨城県北茨城市平潟町1576−3 |
| アクセス | 常磐自動車道「いわき勿来IC」より車で約15分 JR常磐線「大津港駅」よりタクシーで約5分 |
| 主要魚種 | あんこう(冬)、ひらめ、地魚、メヒカリ、柳カレイ |
| 参考価格 | 1泊2食付 8,800円(3名利用)〜 ※素泊まりプランもあり ※1人利用も可 |
| 公式サイト | https://ankou-kanekyu.com/ |
| 予約方法 | 公式サイト(https://ankou-kanekyu.com/)、楽天トラベルなどから予約可能 |
| 設備 | 和室、天然温泉(平潟港温泉)、宴会場、駐車場完備 |
予約は下記の楽天トラベルから可能です。
|
|
詳細の情報はこちら:温泉民宿 かね久|あんこう良し、温泉良し、コスパ良し平潟港の隠れ宿
3. 民宿浜野屋|大洗観光に便利!秘伝の味噌で味わう絶品あんこう鍋
自慢の海鮮
【料理】代々伝わる秘伝の味噌が味の決め手
大洗エリアで長年愛される浜野屋のあんこう鍋は、独自の調合で仕上げる「秘伝の味噌」が最大の特徴です。濃厚でありながらもしつこさがなく、あんこうの淡白な身や、旨味の詰まった皮のコラーゲンと見事に調和します。
市場でその日水揚げされたばかりの地魚の刺身盛り合わせも評判で、あんこう鍋と一緒に茨城の海の恵みを心ゆくまで堪能できます。常陸牛もついたプランもあり、茨城県の味覚を堪能することができます。
地酒も充実しており、日本酒好きの方に特におすすめです。
【施設】大洗観光の拠点に最適な老舗民宿
大洗の主要観光スポットや海岸にも近く、レジャー帰りの宿泊に非常に便利です。
昔ながらの落ち着いた和室が中心で、家族連れやグループ旅行でも気兼ねなく過ごせます。
温かい接客が評判のリピーターが多い宿です。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町大貫町78 |
| アクセス | 鹿島臨海鉄道「大洗駅」より車で約5分(徒歩15分) 水戸大洗ICより約15分 |
| 主要魚種 | あんこう、シラス、ヒラメ、常陸牛(肉料理も充実) |
| 参考価格 | あんこう鍋付プラン 14,190円〜 1泊2食付き 10,560円〜 1泊朝食付き 7,480円〜 素泊まり 6,270円〜 |
| 公式サイト | https://oarai-hamanoya.com/ |
| 予約方法 | 公式サイト、楽天トラベル、じゃらん等 |
| 設備 | 客室(和室)、大浴場、宴会場、無料駐車場、Wi-Fi完備 |
予約は下記の楽天トラベルから可能です。
詳細の紹介はこちら:民宿浜野屋|大洗のあんこう鍋と常磐牛を堪能!地魚料理が自慢の美食宿
4. 潮騒の宿 丸徳|北茨城の隠れた名宿!丁寧な下処理で臭みのないあんこう鍋
あんこう鍋 引用:https://www.shiosai-marutoku.com/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%96%99%E7%90%86
【料理】丁寧な仕事が光る、臭みのない極上の味
潮騒の宿 丸徳のあんこう鍋は、あんこうの7つ道具と野菜を秘伝の味噌で煮込んだオリジナルの鍋となっています。濃厚な肝の旨味を活かしつつ、上品にまとめ上げられたスープは、まさに職人技。
あんこうの七つ道具(各部位)それぞれの食感を楽しみながら、本場の奥深い味わいを堪能できます。
新鮮なあん肝や友酢も試す価値十分の絶品料理となっています。
【施設】海風を感じる静かなロケーション
平潟港の静かな一角にあり、波音を聞きながらゆったりと過ごせる宿です。リニューアルされたお部屋もあり、民宿らしい素朴さと快適さがバランスよく共存しています。静かに美味しい魚を楽しみたい大人に最適です。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 〒311-1202 茨城県ひたちなか市磯崎町4318 |
| アクセス | ひたちなか海浜鉄道「阿字ヶ浦駅」より徒歩約5分 北関東自動車道「ひたち海浜公園IC」より約5分 |
| 主要魚種 | ヒラメ、タイ、アンコウ、アワビ、常陸牛など |
| 参考価格 | 1泊2食付 11,000円(税込)〜 |
| 公式サイト | http://www.marutoku-maru.com/ |
| 予約方法 | 公式サイト、電話予約、じゃらん |
| 設備 | 客室(全室和室・海側)、宴会場、駐車場完備 |
宿泊予約は下記のじゃらんから可能です。
5. 民宿 鯖芳|元漁師によるあんこう料理を北茨城で格安体験
あんこう鍋
【料理】水を一滴も使わない!伝説の「どぶ汁」
こちらの目玉は、大洗の海を知り尽くした元漁師の主人が提供するあんこう料理です。
あんこうの身から出る水分と野菜、そして大量の肝を炒って作るスープは、ポタージュのように濃厚。口に含んだ瞬間に広がる肝の風味と凝縮された旨味は、一度食べたら忘れられない衝撃を与えます。
まさに「あんこうを食べる」のではなく「あんこうの命をいただく」ような、力強い郷土料理の真髄を体験できます。地酒も用意されており、あんこうと一緒にいただくのもおすすめです。
【施設】歴史を感じる、食通が集う隠れ家
古き良き漁師町の民宿といった趣で、美味しいものを知っている食通たちが夜な夜な集まります。過度なサービスはありませんが、その分、料理の質と価格の安さに還元されており、高いコストパフォーマンスを誇ります。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町191 |
| アクセス | 鹿島臨海鉄道「大洗駅」より車で約5分。 北関東自動車道「水戸大洗IC」より車で約10分。 |
| 主要魚種 | ヒラメ、カレイ、マダイ、あんこう(冬季) |
| 参考価格 | 1泊2食付 海鮮コース:9350円〜 刺し盛りコース:11,000円〜 あんこう鍋コース:13,000円〜 |
| 公式サイト | https://sabayosi.com/ |
| 予約方法 | 公式サイト、楽天トラベル、じゃらん |
| 設備 | 和室、宴会場、浴室、無料駐車場 |
北茨城・大洗|あんこう鍋が自慢の宿5選 比較表
今回ご紹介した5つの宿を、特徴別に比較しました。旅の目的に合わせて選んでみてください。
| 宿名 | エリア | 特徴 | 価格 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 松ヶ岬 | 北茨城 | 元祖・どぶ汁風の濃厚な味わい | 8,800円 | あんこう鍋を超格安で楽しみたい方 |
| かね久 | 北茨城 | 料理人の目利きによるボリューミーなあんこう鍋 | 12,650円〜 | 鮮度重視!とにかくお腹いっぱい食べたい方 |
| 民宿浜野屋 | 大洗 | 秘伝の調合味噌による深いコク | 14,190円〜 | 大洗観光を楽しみたい方、地酒とあんこうを堪能したい方 |
| 潮騒の宿 丸徳 | 北茨城 | あんこうと野菜を独自の味噌で味付けしたオリジナル鍋 | 13,400円〜 | 臭みのない、質の高い鍋をゆっくり味わいたい方 |
| 民宿 鯖芳 | 大洗 | 水を使わない伝統の「どぶ汁」 | 13,000円〜 | 元漁師の「絶品あんこう料理」を体験したい食通 |
まとめ:冬の茨城で、一生モノのあんこう体験を!

茨城のあんこう鍋は、一度食べるとその濃厚さと奥深さに魅了され、毎年通うリピーターが後を絶ちません。
- 「どぶ汁」の衝撃を味わいたいなら:北茨城・平潟エリアの「鯖芳」や「かね久」
- コスパで選ぶなら:1万円以下で食べられる「松ヶ岬」
- 大洗観光とセットで楽しむなら:アクセス抜群の「民宿浜野屋」
- 初めてで失敗したくないなら:仕事が丁寧な「丸徳」
民宿だからこそ実現できる「1万円台で本物の味」を、ぜひこの冬体験してみてください。あんこうのシーズンは11月〜3月。特に肝が肥大する1月〜2月が最も美味しい時期と言われています。
人気の宿は週末からすぐに予約が埋まってしまうため、早めのチェックをおすすめします!








コメント